私は会社を辞めて中国に留学したので、周りと比較して苦しくなったときが何度もありました。
今回は、社会人留学で辛かったこととどうやって乗り越えたのかをご紹介します。
悩みに共感できる友達がいないことが語学へ集中させた
会社から派遣されてきた社会人は結構いたのですが、会社を辞めて自費で来ている社会人の留学生がなかなかいませんでした。
悩みに共感できる友達がいないことは、社会人留学で辛かったことの1つです。
会社派遣の人は、留学が終わっても仕事がある、私は留学が終わったら仕事を探さないといけないというプレッシャーがあり、会社派遣の方達のように飲みに行ったり、現地の駐在員とのコミュニティに入ったりしませんでした。
そのコミュニティに入っても何も共感できることがないと思ったのです。
たまに羨ましいと思うこともありましたが、『私は今、中国語をやるしかないんだ!悩んでいる時間はない!』と遊んでる人たちを横目に、中国語に集中しました。
私と同じ悩みや不安を抱えているような友達が周りにいないので、そこで結構孤独を感じたり、どうしたら良いのか一人で抱え込むこともありました。
でもやっぱりそう考えてる暇があれば勉強する!と言い聞かせましたし、今思うとそのプレッシャーがないと中国語の勉強を頑張れなかったと思うので、今となっては良かったと思います。
留学後が不安すぎて怖くなるプレッシャーをバネに
留学もいつかは終わりが来ます。
留学後、仕事が見つかるのか、留学が終わるまでに話せるようになるのか、そのプレッシャーや不安と戦うことはとてもしんどかったです。
またこれを誰かに吐き出しても共感できる人がいないので、不安を一人で抱え込んでいました。
留学して最初は良いのですが、しばらくするとそういう時期がやってきます。
そういう時は、留学後にどうしたいか、どんな仕事がしたいか、今できることはあるかなどと問いかけ、自分と向き合う時間を1時間など上限を決めて、他の時間は勉強に当てていました。
そういうことは考えたらキリがなく、気づけば時間が過ぎてしまいます。
留学生活の貴重な時間を消費するのはもったいないので、時間や場所を決めてノートに書き出して頭の中や感情を整理していました。
お金がないことが中国語を向上させる
会社からの派遣で来ている社会人や、返済不要の奨学金で毎月生活費がもらえる大学生とは違って、貯金を切り崩して生活していたので、あまり金銭的に余裕がなかったです。
周りと同じようにパーティーや飲み会などは行かずに、毎日食事や欲しいものなども結構我慢して、たまに何かを頑張ったご褒美に高めのランチやディナーをしたり、欲しい服を買ったり、旅行に使ったりしていました。
日本人交流会や社会人の集まりなど周りが遊んでいる間は、中国人とスポーツしたりお金のかからない遊びをして他の日本人と語学力の差をつけようという考えで、お金がないながらも工夫して本来の目的である語学の向上に繋げていました。
逆にお金があると誘惑に負けて遊んでしまっていたと思うので、お金がなかったことが私の中国留学の成功の要因の1つでもあったと思います。
孤独だからこそ中国語が上達した
社会人が少ない大学や大学生ばかりのクラスだと、やはり孤独に感じることが何度もありました。
大学で友達ができなくても、学校以外で積極的に色んなところへ行ってみて友達を見つけて、本当にひとりぼっちにならないように心の拠り所を作っておくことが大切です。
大学生はもちろんですが、会社派遣の人や国の派遣で来ている人は、遊んでいる人が多く、どんどん授業に来なくなる人が多かったです。
留学生のクラスは、出席率に関しては厳しくなかったので、結構休めちゃうんです。
私は1年のブランクを背負っているので、中国語ができるようにならないと次仕事が見つからないというプレッシャーがありました。
そういう人達を見ていて余裕があって羨ましいなと思うこともありましたが、そういう人たちは共通して中国語の上達は遅かったです。
日本人とずっと一緒にいると中国語はもちろん伸びません。
大学生も社会人も一緒です。
そういう意味では孤独で良かったと思います。
会社を辞めて留学することは辛いことも多かったですが、中国語を伸ばすためのベストな環境を作りやすかったと思います。
目的が中国語取得だったので、これで良かったと今となっても思えます。
また辛さに耐えることができると留学後また同じような挑戦をするときに同じような辛さや壁にぶつかりますが、へっちゃらになります!
以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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