留学関係なく、就職活動で一番重要なことは自己分析、つまり「自分を知る」ことです。
なぜなら自己分析して自分を知らないと、入社してから自分に合わないことが分かったり、業務や会社のミスマッチで苦しむことになるからです。
自己分析、自分を知ること。
実はこれが一番難しいことでもあり、自己分析できず自分を分かっていないと会社選びに失敗=就職活動に失敗します。
自己分析で自分を知る方法
まず、自己分析とは何でしょうか?
それは、自分を知ることです。
みなさん自分について、下記のように考えたことはありますか?
自分を知るポイント
- 自分は将来どうなりたいのか
- どういう環境で働きたいのか
- どういうことが得意か
まずはこの3つをノートに書き出してみてください。
新卒で就労経験がない人は、アルバイトの経験からでも良いので、この3つを思い出してみてください。
もし、この3つのポイントが分からない人は、下記の3つを書いてみてください。
- 自分は将来どうなりたくないか
- どういう環境は嫌なのか
- どういうことが苦手なのか
人は、不思議なことに、やりたいことや、好きなことになると悩む傾向にありますが、「嫌なことは何?」「苦手なことは何?」とネガティブなことを聞くと、不思議とスクスクと出て来るのです。
特にこれは日本人は、自己肯定感が高くない方が多いということと関係しているように思います。
留学経験を今後にどう活かしたいのかを知る
まず留学で得たこと、自分自身の性格が変わったなど、留学を通して変化があったと思います。
私も中国留学を経て、性格も変わりましたし、価値観や考え方、物事の捉え方が留学前と比べて変化しました。
まずは留学の経験で変わったことを整理して書き出してみましょう。
パターン例
- 中国語が話せるようになった
- いろんな国の留学生と関わったことで視野が広がった
- 以前よりどんな相手ともコミュニケーションを取れるようになった
- 1つのものに対していろんな考え方があることを学んだ
- 目標達成(語学習得)するために自ら考えて行動できるようになった
- 周りから〇〇と言われ、自分の新たな一面を知った
- 自分の〇〇なところは、他の人にはないものだと気づいて自信を持てた
こんなふうに、留学経験を通して起きた自身への変化を書き出してみましょう。
もっと具体的にストーリーも思いだして、「誰々に〜と言われた」なども書いてみてください。
『自分自身が変化したこと』と今後どう関わっていきたいかを考えてみましょう。
パターン例
- 中国語をもっと伸ばしたいから中国語を使う仕事がしたい
- 中国語は今後少しずつ自分のペースで伸ばせば良いから、仕事では中国ビジネスに関わりたい
- 中国語を勉強する時間が欲しいから残業が少ない会社で働きたい
- 中国ビジネスを副業でしたいから、週4で働ける会社で働きたい
- 日本に帰っても中国文化に触れていたいから中国企業の日本支社で中国人社員と一緒に働きたい
などなど、人によって様々なパターンが考えられると思います。
帰国後の就職活動で圧倒的に多いのは、「語学を活かした仕事がしたい」です。
ただ、私は帰国後、語学を活かせる仕事についたのですが、仕事内容や仕事環境が自分に合わず4ヶ月くらいで辞めてしまいました。
そこで気付いたのです。
「自分は語学を仕事に活かしたいんじゃなくて、中国ビジネスに関わる仕事がしたい」と。
その「4ヶ月での離職」というのは履歴書で一生つきまとうので、本当に消したいくらいの失敗なのですが、皆さんも私みたいに留学後の就職活動で失敗しないように、一度ノートとペンを持ってカフェに行って、このワークをしてみてください。
留学経験を活かした就職活動をするにあたって、自己分析で自分を知ることは、本当に大事なことなのです。
以上が、留学経験を活かした就職活動の第一歩「自己分析で自分を知ること」になります。
ただ、自分と向き合うのは精神的にも追い詰められしんどくなるので、ほどほどにしてくださいね。
留学経験を活かした就職活動をする前に、まずは自分を知って、留学を振り返って見ることで正しい自己分析ができるようになります。
是非、参考にしてください。
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