海外留学や海外出張の際、飛行機の預け荷物の重量制限があるので、最小限の荷物にしたいですよね。
私が実際中国へ留学に行く際に、日本から持って行って良かったもの、持っていかなくて後悔したものをご紹介します。
必須アイテム 5選
- ①変圧器と変換プラグ
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日本のドライヤーやアイロンを持っていく方は、変圧器が必須になるので持っていくことをお勧めします。
リンクまた、変換プラグは中国では必要ないのですが、中国近辺の国に旅行することもあると思うので、持ってくることをお勧めします。
夏休みや冬休みは1〜2ヶ月はあるので、その間にみんな旅行に行きます。
中国からシンガポール、マレーシア、ロシア、香港など日本から行くより断然安く旅行することができます!
変換プラグをお持ちでしたら中国に持って行きましょう。
リンク - ②パスポートのコピーや証明写真の予備
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中国でまだ生活に慣れず、どこでコピーができるのか証明写真が取れるのか分からない時に大学の入学手続きやVISAの手続きで証明写真やパスポートのコピーが必要になります。
日本には駅で証明写真が撮れますが、中国にはもちろんありません。
大学の周辺にカメラ屋さんがあったりすることもありますが、至急必要になった時のために日本から予備を持っていくと安心です。 - ③筆記用具
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シャーペンや蛍光ペン、ボールペンなど、中国にも売っています。
ただ、すぐ壊れたりインクが出なくなったりするので、「中国の文房具はクオリティーが低い」と留学生の間でも言われていました。
当たり前のように普段使っている日本の文房具はとてもクオリティーが高いです!ペン類や付箋等は持って来ておくと安心です。ノート類は中国の方が安いので日本から持ってくる必要はありません。
KOKO
私は文房具が好きなので、シャーペンや蛍光ペンはもちろんのこと、マッキーやカラフルペン、ノート数冊、ホッチキス、下敷き、付箋を10種類くらい(可愛い付箋が大好きです)持って行きました。(笑)結局、全部留学中使っていたので、持って行って良かったと思います!
- ④日本の薬
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中国留学・出張時には、喉薬の持参必須です!
PM2.5などでいつも空気が悪いので、喉を痛めやすくなります。
喉を痛めてそこから風邪になることもありますので、風邪薬も用意しましょう。
そして中国滞在中、一度はお腹を壊すことになると思うので、胃腸薬も必須です。
- ⑤参考書・本
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文法、リスニングやHSKなど、日本語で売っている参考書は中国には売っていません。
特にHSKを中国滞在中に受験する予定の方は、試験対策の過去問・参考書などは持っていくといいと思います。
もちろんそのような本は中国にもありますが、解説が日本語ではありません。
授業で使う教科書の解説や単語の意味は全て英語です。
また、読書が趣味の方は、本を数冊でも持っていくといいと思います。
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日本から持っていって良かったもの 5選
中国に到着して最初は色んな手続きや新生活の準備でバタバタするので、安定するまでに時間もかかり、精神的にも疲れやすい時期です。
最初の大変な時期に、日本から持っていっておくと無駄な苦労をしなくてもいいものをご紹介します。
- ①予備電池
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電子辞書は2ヶ月ほどで電池交換が必要になります。
もちろん中国にも電池が売っていますが、なんとなく機械が壊れたりするのが怖かったので、私は12個セットの電池を日本から持っていきました。
もちろん中国にも売っています!
ただ電池を探すのがめんどくさいのと、中国の電池に対してちょっと怖いイメージがあったので(笑)日本から持って行きました。
電池を必要とする電子辞書などを持っていかない人は不要だと思います。
- ②コップ、箸、スプーンなど食器類
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自炊をしない人も、デリバリー文化の中国では食器類は家に合ったほうが便利です。
部屋でお茶を飲む用のコップ、歯を磨く際に使うコップ、テイクアウトやデリバリー時に使用する箸、スプーン、フォーク、ジップロックなどの容器など…
日本で売っているような箸を1膳買うのにも、中国では意外と安くないので、持って行くことをおすすめします。プラスチック製のコップや箸だとそんなに荷物にもなりません。
最初は、トイレットペーパーやボディーソープなど消耗品を揃えるので大変なので、わざわざ箸やコップを揃えるのは面倒なので、持っていくと結構使えます。
KOKO中国では外卖(ワイマイ)と言われているデリバリーが主流なので、箸やスプーンがあると便利です。基本的に大学の食堂のものをテイクアウトすると容器代で1元〜3元(15円〜45円)取られるのですが、自分の容器を持って行って渡すと無料です!ジップロックの容器などが1つでもあると役立ちます。
リンク - ③タオル
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中国で買えば良いのですが、中国に着いた初日からシャワーは必ずすることになると思うので、その日すぐ使えるタオルが2枚はあると便利です!
留学先への到着日は移動で疲れていますし、到着日に日用品全てを揃えるのは本当に大変です。
日用品など必要なもの全て揃えるには一週間〜1ヶ月はかかります。
日本のようにコンビニで何でも売ってるわけでありません。また、中国製のタオルは洗濯機ですぐダメになってしまうことが多いのですが、日本製のタオルは結構持ちが良いです。
- ④トイレットペーパー2個
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空港から大学の寮や宿泊先に到着するまでに、トイレに行きたくなることがあると思います。
中国では、百貨店やホテルにはトイレットペーパーがありますが、駅のトイレやカフェなどほとんどのトイレにトイレットペーパーはありません。
1個手持ちのカバンに入れて、1個はスーツケースに入れておくことをお勧めします。
初日は揃えなきゃいけないものが多すぎるので、トイレットペーパーをその日に購入できるかも分かりません。予備で2つ持っていくことをお勧めします。
KOKO中国滞在中は、外出する時に必ずバッグの中に、トイレットペーパーを丸ごと入れていました。(笑)
- ⑤歯磨き粉
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私は日本の歯磨き粉が良かったので持って行きました。
中国にも中国製以外の歯磨き粉が売っているので問題ないと思いますが、口の中に入れるものなので私は中国の歯磨き粉に抵抗があり(失礼)持って行きました。
ただ、大きなスーパーに行くと、海外製の歯磨き粉も売ってます。
持って行かなくて後悔したもの 5選
- ①洗濯用ネット、洗濯バサミ、洗濯ヒモなどの洗濯類
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洗濯用ネットが必要な理由は、寮の洗濯機は本当に汚いからです・・・。(泣)
「洗ってる意味がないよ!」と言うルームメイトは全部手洗いしていました。
私はそこまで気にしないで寮の洗濯機を使っていたのですが、やはり白い服が汚れたりするので洗濯用ネットは必須でした。
また、寮の洗濯機は男女共用なので洗濯用ネットに入れて洗うほうが、気持ち的に少しマシな気がしてました。(笑)
洗濯バサミは中国にも売っていますが、とても壊れやすいです!
びっくりするくらい洗濯バサミがすぐ壊れます・・・。
洗濯バサミは、荷物にならない程度に日本から持って行っていくことをおすすめします。
また、私はダイソーで購入した洗濯ヒモを持って来ましたが、洗濯ヒモが1本あればベランダで使えますし、ベランダがなくても室内に干すことができます。
リンク荷物にならない上、とても便利です。
私は前期の大学ではベランダがありましたが、後期の大学ではベランダがなく部屋干しでした。
ベランダで干す時も部屋干しの時もどちらでも洗濯ヒモを使い、とても役立ちました。
- ②ドライヤー
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私は夏に中国へ行きましたが、ドライヤーを現地で探し在庫がなく、その日に手に入らなくて、手に入るまで何日か乾かさずに寝ていました・・・。
いつも髪を乾かして寝ている、且つロングヘアーの私には、その数日間がすごくストレスでした。
夏でも辛かったので、冬だったらと思うと鳥肌です・・・。
中国で購入したドライヤーはパナソニックのもので、170元(3000円)くらいしました。
中国は硬水で髪が痛まないか心配だったので、比較的良いドライヤーを購入するか日本から持っていくことをお勧めします!
リンク - ③ブラジャー
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中国ではブラジャーのサイズ表記が違うということと、可愛いデザインが少ないので、下着は多めに持って行くことをおすすめします。
靴下やノースリーブなどはいくらでもあります!無印良品やH&Mで購入できます。
また、寮の洗濯機で洗うとワイヤーがダメになったり形が壊れてしまうので、手洗いをするか日本からノンワイヤーブラもしくは洗濯ネットを持っていくことをお勧めします。
しまむらのノンワイヤーブラは安くてお勧めです。(笑)安いので日本に帰る時、捨てて帰ることもできます。
中国現地のユニクロやtutuannaなどの日系下着ショップで下着や腹巻きは購入できますが、価格は日本より1.5倍以上するので、ある程度は日本から持っていくことをおすすめします。
- ④ムダ毛処理シェーバー&カミソリ
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中国にも売っていますが、日本のように肌を傷つけないようなつくりになってるものは少ないので、日本製が一番安心だと思います。
ただ中国にいると、中国人や他の国の留学生を見ていても、日本人や韓国人以外は脇以外の毛を剃る習慣がないようで、腕の毛や足の毛は特にみんな何もしておらず気にしないようです。。
中国人は脇もあまり処理していない女の子が多く、衝撃を受けました。(笑)
私も中国に留学してからは、周りがそんな感じなので夏でも脇以外は特に気にしなくなりました。(笑)
- ⑤エコバック
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実際に中国に来ると、外資系スーパーや日系スーパーでまとめ買いすることが頻繁にあります。
特に自炊する方は必要になると思いますが、やはり必要なのが大きめのエコバック!
中国はほとんどの大きなスーパーで袋は有料です。
なのでエコバックは大活躍します。あるととても便利です。
もちろん中国でエコバックを購入しようとしたらお店やタオバオなどでも購入できますが、私は中国でわざわざエコバックを買う気になりませんでした。(笑)
意外と重宝したもの 3選
- ①水筒
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中国にも簡単な水筒は売ってますが、日本のように保温機能が付いたものはなかなか近場には売ってないので、日本から持っていくことをお勧めします。
中国はとても健康志向なので氷や冷たい水を避け、中国人は年中、暖かいお茶を飲んでます。
大学でも寮でも熱いお湯を飲める給湯器があるので、留学生もみんな中国人のように水筒にお茶っぱを入れてお茶を楽しんでます。
私はお茶っぱは入れずお白湯として飲んでいて、夏になっても冷たい水ではなくお白湯を飲んでます。(笑)
また、食堂や小さいお店などは水が出ないことが一般的なので、ご飯を食べに行くときなど外出するときは水筒は必須です!
リンク - ②CD読み取り機器
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CD読み取り機能内蔵のPCでしたら問題ないですが、もし内蔵されていないのでしたら外付けのものを持って行った方が良いです。
なぜかというと中国語を勉強するのに一番有効なのは正しい発音を聞いて真似する、シャドーイングです。
大学の教科書にはほとんどCDがついているので、授業の予習や復習にCDを聞く機会が出てきます。
iTunesを使ってiphoneに入れて毎日聞けると便利なので、CD読み取り機器は何度か使用しました。
逆にないとCDをダウンロードできるお店などはないので、大変困ります。
特に大学内外にあるパソコンを使えるお店にMacはありませんので、Macユーザーは必ず持って行きましょう。
リンク - ③スマホの予備
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中国は国の規制により、LINE、Facebook、ツイッターなどが使えません。
VPNのアプリを使うとFacebookやツイッターには繋がるものの、LINEだけはどうしても繋がりませんでした。
iphoneのsimフリーを持って来て中国のsimカードを入れて使用していますが、simカードを抜いてVPNに繋いでもLINEだけが繋がらないのです。
そんな時に活躍したのが以前使っていた古いiphone。携帯が壊れた時のために予備で持って来ていました。
ダメ元でVPNに繋いで古いiphoneでLINEを開くと繋がったのです!
理由はわかりませんが、LINEのメッセージが確認できるのでとても助かりました。
中国はwechatが主に連絡手段になるのですが、日本ではLINEが主なので中国で日本の友人や家族と連絡が取れないと困りますよね。
使うことはないだろうと思っていた古いiphoneですが、意外にも活躍したので、以前のiphoneなどが手元に残っていたら予備として持って来ると役立つ日が来るかもしれません。
- ④シーツ
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大学に留学される方は、大学で布団を購入できる場合があります。
復旦大学は布団類は大学の寮で売っていて自分で揃えましたが、華東師範大学はもともとシーツや布団がついていて1週間に一度交換してくれました。
大学によって違うので事前に調べておくと良いですが、随時情報が変わると思うので大学に問い合わせるのが一番確実です。
荷物に余裕があればシーツだけでも持っていければ良いと思います。
私は初日の夜に寮に到着して、どこもお店が空いてなかったので、とりあえず持ってきたシーツだけをひいて寝ました。(笑)
その時は、本当に持ってきて良かったなと思いました。
復旦大学の場合、新学期の最初の1週間〜2週間くらいは、留学生メイン寮の1階の一室で布団類を販売しています。
掲示板に張り紙で案内しているのでチェックしてください。華東師範大学の留学生寮の二人部屋(華東師範大学留学生寮1号楼)
また、大学の寮で買うのが一番楽で大学周辺より安いです。大学周辺で購入すると部屋まで運ぶのが本当に大変です・・・。
大学周辺で購入するときは値切れるので、値切ってみてください! - ⑤ジップロック
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中国に来ると、デリバリーやテイクアウトすることが多くなりますが、いつも量が多いので余った分を冷蔵庫で保存する時に使っていました。
写真のように、自炊するときは一度にいっぱい米を炊いてジップロックで小分けして冷蔵庫に保管していました。
上海には日系スーパーやダイソーなどもあるので、こういうものは手に入ると思いますが、荷物になるほどのものでもないので、もし家にあればいくつか持って来るとかなり活躍します。
リンク
なくてもいいけど、あれば使うもの3選
- PC
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今はスマホでなんでもできると思いますが、ノートPCはプレゼン資料作成など授業の課題などで必ず使う場面があります。
大学付近にはお金を払えば印刷したり、PCを利用できる場所があります。
ただ、プレゼン資料作成などは時間がかかりますし、そういうお店は人の出入りが激しく静かではないので、あまり落ち着いて作業ができません。
もしPCを持っている場合は、中国に持っていくことをおすすめします。
中国は日本よりwi-fiが繋がる公共の場が多いので便利です。
- USB
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もしPCを持っていかなくてもUSBがあれば大学のPCで作成して、別の場所で印刷したり、プレゼンしたりできるので、あったら使う機会があると思います。
- 電子辞書
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携帯でアプリで単語を調べることもできますが、電子辞書があると授業でも心強いです。
アプリには載っていない単語が電子辞書には載っていたり、逆に電子辞書に載っていない単語がアプリに載っていることがあります。
うまくアプリと電子辞書を使い分けて活用すると良いと思います。
また、日本人留学生は100%電子辞書を持っていますが、日本以外の留学生は100%電子辞書を持っていません。(笑)
あれば便利ですが、わざわざ買う必要はないかもしれませんが、初級レベルでしたらあったら安心です。
リンク
到着して1週間以内に購入したもの 3選
- ①電気スタンド
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基本的に中国に留学すると、ルームシェアになると思います。
電気スタンドがあると、ルームメイトが先に寝て部屋の電気が消えても気にせず勉強できます。
部屋の電気だけじゃ勉強するのには暗い場合もあるので、あると便利です。
大学内の文房具屋で買って、値段は50元(900円くらい)でした。
タオバオとかだともっと安くて30元(600円くらい)くらいであります。
大学内や大学周辺のお店は留学生向けに高く売っていますので、注意してください。
- ②wifiルータ+wifiカード
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復旦大学の場合は、留学生寮1階のロビーにwifi環境がありますが、部屋にwifiがなかったので、ほとんどの留学生は部屋用にwifiルータを購入していました。
wifiルータは留学生メイン寮にあるコンビニでLANケーブルとセットで110元で購入しました。
※華東師範大学留学生寮1号楼は、1部屋につき1つのwifiがありました。
ただ、部屋によって繋がらないところもあり、私の部屋は繋がらないので隣の部屋のwifiにいつも繋げていました。(笑)
そして中国でWifiを使うためには、wifiルータ+LANケーブル+wifiカード、この3つが揃って初めてwifiが使えます。
wifiカードはチャイナユニコムで購入できます。
私は、復旦大学内にあるチャイナユニコムでwifiカードを購入しました。
※一日200枚しか販売できないようで、入学手続きから数日は混んでいて、朝から行列だったようです。
私は入学手続きからしばらく経ってから購入しました。
- ③OAタップ
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復旦大学の留学生メイン寮は、机の下に1つ、洗面所に1つしかコンセントがありませんでした。
なので、OAタップは必須です。
華東師範大学留学生寮1号楼は、上記写真のように机周辺にそれぞれ2つずつ、ベッドの横に一人1つずつコンセントがあったので、OAタップがなくても問題ないかもしれませんが、冷蔵庫などもあるとコンセントが足りません。
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大学の寮によって環境が違うので、必要なものも変わって来ると思います。
情報があると余計なものを持っていかなくても良いですし、必要なものだけを持って行くことができるので、できる限り出発前に情報を集めることをお勧めします。
最悪、基本的にタオバオで何でも揃うので安心してください!
私は何を持って行くか置いて行くかすごく悩んだので、海外留学や海外出張の準備の参考にしていただければと思います。