【2024年最新】中国語が全く話せなかった私がHSK5級レベルになるまでに使った参考書と勉強方法【初級編】

私が中国に留学へ行った当時に話すことができた中国語は、你好、一年、好吃くらいでした。

大学の中国語クラスに入学すると最初にクラス分けがあるのですが、スピーキングのテストで你学中文多久了?(どのくらい中国語を勉強したの?)という質問に「一年」と答えることが精一杯でした・・・。

先生の質問が聞き取れて答えれたのは、名前と出身国くらいでした。(恥)

語学とは、①聞き取れて ②答える これができて初めて会話が成立するということを痛感しました。

相手が何を言っているか聞き取れないと、答えることもできません。

中国語で会話をできるようになるには、

  • 相手の言っていることを聞き取れる
  • 質問されたことに対して答えることができる

この2つが必要になります。

実は、中国語をゼロから中級までにあげるのは一番簡単なんです。

中級から上級までが一番大変で難しいです。

なので安心してください。中級やHSK5級取得までの道のりはそんなに難しくないです。

底辺レベルだった私が半年間で日常会話ができるようになり、初対面の中国人に毎回発音を褒められるレベルに到達するまでに使用した参考書と使用方法を紹介します。

中国語の参考書は大きい本屋でも置いていないこともあるので、ネット購入が無難です。

ゼロからスタート中国語単語BASIC1400

新版も出版されましたが単語数は1000語になり、評判はあまり良くないのでこちらの旧版の方が個人的に好きです。

本の特徴

  1. 中国語で一番重要な発音のページから始まり、発音から文法、日常会話までこれ1冊でマスターできる
  2. 1400語の単語をただ覚えるのではなく普段実際使える日常会話の例文で1400語の単語を覚えることができる
  3. CDが付いているため暗記に最適な方法【目で見る×耳で聞く×口に出す】ことが可能

おすすめ理由

  • 単語帳嫌いな私でも継続して何度も活用できたから
  • 例文がそのまま現地でマジで実際に使えるから
  • 中国人が出版している本だから実用的な正しい中国語が載っているから(日本人が出版している参考書は、実際中国人はそんな言い方ないよ!という例文が載っていることもある)
  • 留学や出張まで時間がない人でもこの一冊をマスターしていれば日常会話は問題ないレベルに仕上がる内容になっているから

参考書の使い方〜ゼロから始める人向け〜

STEP
発音を知る

第1章の超基本動詞に入る前に、一番最初の中国語の発音の基礎のページを理解する

CDを聞いて発音できるようになってください。

ここは分かりやすく自分でノートにまとめたり、補足としてyoutubeなどで中国語の発音を学ぶと良いと思います。

発音のページは、第1章に入ってからも毎日目を通したり、CDを聞いて発音したりして身体に染み込ませてください。

中国語は、発音が一番大切です。

発音が悪いと第1章以降の例文を覚えて口に出せても相手に通じないので、会話が成立しません。

発音ができていないと自分が言いたいことが相手に伝わりません。

中国人相手だと「ああ!?」って聞き返されますし、このページをしっかりやっておかないと後々めっちゃ心折れますよ。(笑)

STEP
ページ黙読して全体を理解する


急にシャドーイングに入らないでください。
必ず内容を理解してからシャドーイングに入りましょう。

STEP
CDを聞いて真似して例文を声に出して発音してみる(まだ暗記しなくていいです)

覚えようとするとしんどくなるので、覚えなくていいです。

中国人になりきって、自分は中国人だと言い聞かせて、実際に口に出して発音してみてください。

完璧に発音できなくてもだいたいでOKです。

STEP
リスニング→スピーキング練習(まだ暗記しなくていいです)

第1章の内容をだいたい理解できれば、次は繰り返して身体に染み込ませていきます。

まずは一番最初のページに戻ってCDの例文を聴いてみて何を言ってるのか当ててみてください。

聞き取れなくても大丈夫です。

聞き取れなかった部分はもう一度発音して、何度か練習してからもう一度聴いてみましょう。

発音ができるようになると中国語が聴き取れてくることに気付くと思います。

これを第5章まで行ってください。

STEP
日本語から中国語へ変換

第5章まで終わったら第1章に戻って日本語だけを見て、中国語でどう言うのか実際発音してみましょう。

ここにきて少しずつ覚えていきます。

暗記というより繰り返ししていたら勝手に脳が覚えてきますので大丈夫です。

できなかったのは、色で分かるようにチェックしましょう。

1回目できなかったところは赤色、2回目できなかったところは青色、など色分けしましょう。

回数を重ねる毎に、少しずつチェックが減っていくのが楽しいですよ!

次回やる時は前回できなかったところをやるだけでいいのです。

3回やっても5回やっても覚えられない例文は、ノードなどにピックアップして徹底的にそれだけ毎日発音しましょう。

口を鍛える中国語作文〜初級編〜

こちらは旧版より新版の方が個人的におすすめです。

本の特徴

  1. 初級をある程度理解した人向け(初心者の1冊目の参考書にはおすすめしません)
  2. 左側1ぺージは日本語、右側1ページは文法の紹介と中国語例文になっている
  3. 日本語から中国語へ変換するトレーニングによりスピーキング能力を向上できる
  4. 文の構造、語順を理解でき、中国語作文能力を強化できる
  5. 単語900語程度を600例文の中で覚えることができる(CD付)

唯一のデメリットは、たまに例文が中国人が実際使わない言い回しになっていることです・・・。

おすすめ理由

  • 左側の日本語を見て、右側の中国語を隠して覚えていくだけなので使いやすい
  • 一番下に記載されている補足メモで紹介されている内容が結構役に立つ
  • 中級者が初心に戻って勉強する際にも使える

参考書の使い方〜初級マスターした人向け〜

基本的に私の中国語の勉強方法は、どの参考書でも上記で紹介した内容と変わりません。

私の続けるコツは、覚えたい例文だけ覚えることです。

日本語役や中国語訳を見て、これは複雑だし覚えたくない・・と思うのは覚えません。(笑)

参考書を完璧に覚える必要はないのです。

STEP1のゼロからスタート中国語単語BASIC1400で基礎をマスターしてたら、この参考書では単語や文法、言い回しを肉付けしていくイメージです。

こんなに本がボロボロになるまで何周もしました!!(泣)

ひたすら日本語から中国語へ変換するトレーニングをして、スピーキングを強化します。

結論

「ゼロからスタート中国語単語 BASIC1400」この一冊さえすれば初級〜中級レベルはマスターできます。

もちろん目を通しただけとか一周しただけとか、そんな勉強方法では初級〜中級レベルまで伸びません。

今回紹介した勉強方法で継続してみてください。

中国語を学習するにあたって心がけてほしいこと

  • 完璧を目指さない、8割くらいを目指す
  • 嫌になる前に辞める(嫌になると勉強しなくなります)
  • 何周もするまでノートにまとめない!(時間がもったいないです)
  • 参考書は1冊でいい(何冊も色んな参考書に手を出してしまいがちですが1冊の参考書に勉強法はたくさんあります。)
  • 参考書を買うなら出来るだけCD付きのものを選ぶ
  • 良い参考書は、見やすい、分かりやすい、無駄がない
あわせて読みたい
中国語を1年で話せるようになった3つのポイント〜参考書・マインド・習慣〜 私は中国語取得前に、英語にも挑戦したことがあります。 しかし英語は、参考書を買い漁ったり、オンラインレッスンや対面マンツーマンなど、何をやってもダメでした。 ...

自分の語学レベルに合わせて参考書を変える前に、勉強法を変えて同じ参考書を何度もやってみてください。

もちろんマスターできたと思ったら次の参考書に手を出しても良いです。

語学は少しずつしか上達しませんので、続けることが大切です。

一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

japanesegirl KOKOのアバター japanesegirl KOKO 中国人みたいな日本人

こんにちは、KOKOです。
訪問していただき、ありがとうございます。

私は中国に留学するまで、自分とは何者なのか軸となるものがなかったのですが、中国へ留学してから1つの経験が自信となり、その後のキャリアや考え方、生き方へ大きく影響しました。

日本の皆さんがこれからの時代、自分自身で自分の視野を広げて、人生をより豊かにしていくことができるように願っています。

豊かに生きられる日本人が一人でも増えて欲しいという想いで、中国語や社会人留学、中国ビジネスなどに関する情報を発信しています。 

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