中国へ留学する中で、日本との違いなど気付いたことがたくさんあったのですが、今回は日本と違う中国の文化について、紹介していきたいと思います。
中国に旅行に行く人や中国留学する人、中国人とビジネスする人にも参考になると思います。
「いただきます」は日本だけの文化?
中国では「いただきます」を言わないようです。
「いただきます」は、日本しか言わないのか、他の国の留学生も言わないって言っていたので、日本だけの習慣かもしれません。
日本の留学生が「いただきまーす」と言って食べるので、ヨーロッパの留学生達も「イタダキマス」って日本語でマネしていました。(笑)
「ありがとう」を使うと微妙な関係に?
中国人は、お店などではお客さんや店員さん同士で『谢谢』を言うのですが、友達同士であまり言われないなと思って、中国人の友達に聞いてみました。
中国人が言うには「ありがとう」を使うと少し距離がある関係で、友達同士や恋人同士、家族間ではあまり使わないそうです。
タイ人の友達も同じ文化と言っていたので、他の国も中国と同じように「ありがとう」をあんまり言わないかもしれません。
逆に日本に留学に来ている中国人が「日本人はありがとうを言い過ぎ」と言っていたので、それも驚きました。国によってそんなことまで違うのか!とびっくりです。
仲の良い中国の友達にありがとうと言うと向こうは距離を感じて悲しくなるかもしれないので気をつけてください。(笑)
人との距離が近い
中国と日本で大きく違うのは、人との距離が違います。他人との距離がめちゃくちゃ近いです。
知らない人にお金やケータイを借りることもあるくらいです。
滅多にないですが稀に現金しか対応していない窓口や、学生カードでしか支払いできない食堂で、知らない人に払ってもらってwechatを交換して、wechatでお金を返すなんてことを何度か経験しました。
日本だったら、他人にお金を貸して!なんて、なかなか難しいですよね。
例えば日本のsimしかなくて、中国に到着して電話がしたい、そんな時でも知らない人に「電話借りてもいい?」と言うとケータイを貸してくれたりします。
何がすごいって、みんな「うんいいよー!ハイッ!」って感じで、お金もケータイも貸すんです。
お金とケータイって今の時代、人間の大事なものTOP3に入りますよね。(笑)
それを平気で何も疑わずに他人に貸すところが、日本にはない中国人らしさだと思います。
そういう人との距離が近いところは、個人的に好きです。
子供やお年寄りに親切
バスや電車などで小さな子供やお年寄りがいる!と気付くと、気付いた人はみんな席を譲ろうとします。
車内に入って来た瞬間、何人か席を立って譲ろうとするシーンを何度か見たことがあり、毎回感動します。
日本でも席を譲る場面はありますが、気付いても気付かぬフリ、寝たふり、小さい赤ちゃんを抱いているお母さんが立っているなんてことたくさんありますよね。
中国では、そういう場面に一度も遭遇したことがないです。
100%の確率で席を譲ります。しかも一人じゃないんです。
たくさんの人が立ち上がろうとするので、これは本当に驚きました。
中国人は、並ばないイメージとか、パクリのイメージで悪い印象を持っている日本人が多いと思います。
私も留学するまでそうだったのですが、留学して本当の中国人を知って、中国人に対するイメージが変わりました。
夏でもお水は常温!氷は使わない
中国は氷を使いません。夏でもお水を常温で飲みます。
日本にいると考えられなかったのですが、身体がそれを覚えてしまって、日本に帰国してからも私は水やお茶を常温で飲むようになりました。(笑)
冷たいものは身体を冷やすもの、身体に悪いものという意識があるので、アイスなどもあまり好んで食べない人が多いです。
赤やピンク、明るい色が大好き
中国人女性は赤やピンクなど明るい色が大好きです。
前に歩いている女性が3人とも赤のコートを着ていて、ついつい写真を撮っちゃいました。
日本はベージュやグレーが女性に人気で、あまり派手な色は好まないすよね。
中国人は逆で、派手な色や原色が大好きです。
そのため、服もそういう色味を着ている女性が多いです。
中国の結婚式へはジーパンで参加
一度、中国人の結婚式に参加したのですが、みんな普段着だったので驚きました。
ドレスを着る女性もいますが、男性は特にジーパンや普段着で参加しています。
そしてご飯を食べたらさっさと帰るので、本当に近所のレストランにご飯を食べに来た!というラフな感じです。
チャイナドレスを着て結婚式に参加する場合は、赤以外を着なければいけないので気をつけてください。
新婦が赤のチャイナドレスを着る可能性が高いからです。
中国の結婚式は日本とはまた違った結婚式なので、参加する機会があれば面白いので是非参加してみてください。
以上になります。次回はビジネス編を紹介したいと思います。
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