「留学中は勉強に集中したいけど、帰国後の就活が不安…」
そんなあなたへ。
実は、留学後の就職で成功する人は、留学中から準備を始めています。
私は上海留学中に就活準備を何もせず、帰国後に大失敗。
- 念願の大手企業に就職 → 4ヶ月で退職
- 再就活 → 内定先倒産
この苦い経験から学んだ、留学中にやっておくべき就活準備を全て公開します。
現在、人事として新卒・既卒採用を担当する立場から、留学中の行動が帰国後の就活にどれだけ影響するかを正直にお伝えします。
この記事で分かること
✅ 留学中にやるべき就活準備5つ
✅ 帰国前3ヶ月のチェックリスト
✅ 留学時期別のスケジュール管理
✅ インターンシップの探し方
✅ 失敗しないための注意点
留学中に就活準備をしないと、こうなる
私の失敗談:帰国後に後悔したこと
上海留学中の私は、「就活は帰国してから考えればいい」と思っていました。
留学中の私
- 語学学習だけに集中
- 日本の就職市場をチェックせず
- 自己分析もせず
- インターンシップにも参加せず
帰国後の現実
- 新卒採用のピークが終わっていた
- 自己分析が甘く、企業選びを失敗
- 面接で留学経験をうまく語れない
- 内定が出ても「本当にこれでいいのか?」と迷う
結果、ミスマッチで4ヶ月退職という最悪の結果に。
留学中に準備しない人の3つの共通点
人事として何百人もの留学経験者を見てきた中で、帰国後に苦戦する人には明確な共通点があります。
1. 留学中に就活関連の行動を何もしていない
「留学中は勉強に集中したい」という気持ちは分かります。
でも、週に1〜2時間の就活準備で、帰国後の結果は大きく変わります。
2. 日本の就職市場を知らないまま帰国する
海外にいる間、日本の就職市場の動向をチェックしていないため、帰国後に「こんなはずじゃなかった」となります。
知らずに後悔すること
- 新卒一括採用のタイミングを逃している
- 既卒として扱われることを知らなかった
- 語学力だけでは評価されない現実
3. 帰国後に就活をスタートし、数ヶ月のブランク
帰国してから「さあ、就活を始めよう」と動き出すと、すでに数ヶ月のブランクが。
特に新卒の場合
- 大学3年の10月以降に帰国 → 多くの企業で採用活動終了
- サマーインターンの募集も終了
- 同級生は既に内定獲得済み
留学中にやるべき就活準備5つ
留学中でもできる就活準備を、優先順位順に紹介します。
STEP1. 自己分析を徹底的に行う(最重要)
なぜ留学中にやるべきか?
留学中は「今、何を感じているか?」をリアルタイムで記録できます。
帰国後は記憶が薄れ、抽象的な内容になりがちです。
具体的な自己分析の方法
✅ 留学前後の自分の変化を記録
✅ 成功体験・失敗体験を書き出す
✅ 自分が自然とやっている「動詞」を見つける
(例:調整する、企画する、分析する、サポートする)
✅ 留学を通じて成長した点・変わらなかった点を整理
おすすめツール
KOKO自己分析を怠ると会社選びも誤ります。私は自己分析で得意なことを「動詞」で考えられず、不得意な職種についてしまい、短期離職になりました。この短期離職は、30代、40代になっても履歴書に残り、転職活動で不利になり続けます。
準備②.現地のインターンシップに参加する
インターンシップ経験者と未経験者の圧倒的な差
新卒の面接をしていて痛感するのが、1ヶ月以上の長期インターン経験者とそうでない人の圧倒的な差です。
差がつくポイント
- 言語化能力 – 自分の経験を分かりやすく説明できる
- 論理的思考 – 結論から話し、端的に伝えられる
- 自信 – 実務経験があるため、自信を持って話せる
- 社会人との対話力 – ビジネスの場での会話に慣れている
たとえ短期間でも、実務経験は面接での説得力を大きく高めます。
インターンの探し方
方法①大学のキャリアセンターに相談
- 協定校インターンシップ制度
- 留学先の大学の就職支援課
方法②現地の日系企業に直接問い合わせ
- 留学先の日本人会・商工会議所に連絡
- LinkedInで日系企業の人事を探す
方法③留学生向けインターンシップサイト
- タイガーモブ
- AIESEC
- Intern Gate
方法④現地で働く日本人に相談
- 日本人コミュニティに参加
- 現地の三田会・稲門会などOB会



現地は人が横でつながっているので、一人に会えば芋づる式に紹介してもらえます。インターンが見つからなくても、社会人と話す経験自体が就活で大きな武器になります。
準備③. 日本の就職情報を定期的にチェックする
留学中も、日本の就職市場の動向を追い続けることが重要です。
毎週やること(30分ずつ)
- 就職情報サイト(リクナビ、マイナビなど)をチェック
- 興味のある業界のニュースを読む
- 企業の採用情報を確認
月1回やること(1時間)
- オンライン就活イベントに参加
- 企業説明会の動画を視聴
- OB・OG訪問の予定を立てる
帰国3ヶ月前にやること
- 新卒スケジュールを把握(エントリー開始時期、選考時期)
- 帰国後のスケジュールを立てる
おすすめサイト:
- 新卒向け: リクナビ、マイナビ、ONE CAREER
- 既卒・第二新卒向け: マイナビジョブ20’s
- 留学生特化: CFN(Career Forum Network)



海外にいても、オンライン説明会やWebテストは受けられます。帰国前から選考に参加し、帰国後すぐに最終面接というパターンも可能です。
準備④ 先輩や社会人の話を積極的に聞く
一人で就活をすると、視野が狭くなり誤った選択をしやすくなります。
留学中は、現地で働く日本人や、同じように留学経験のある社会人の話を聞く絶好のチャンスです。
具体的なアクション
- 現地の日本人コミュニティに参加する
- 留学先の大学のキャリアセンターに相談する
- LinkedInやFacebookで同じ留学先の先輩を探す
- 大学のOB・OG訪問制度を活用する
- 現地で働く社会人にカフェでインタビューさせてもらう
現地は人が横でつながっているので、一人に会えば芋づる式に紹介してもらえます。視野を広げる行動は「やったもん勝ち」です。
聞くべき質問
キャリア関連:
- どのようにして今の仕事に就いたか?
- 留学経験はキャリアにどう活きているか?
- 帰国後の就活で苦労したことは?
スキル関連:
- 今の自分に足りないと思うスキルは何か?
- 就活前にやっておけばよかったことは?
企業・業界関連:
- おすすめの業界・企業は?
- 避けた方がいい企業の特徴は?



「お話を聞かせてください」とメッセージを送ると、ほとんどの社会人は快く応じてくれます。行動量が多い人ほど、内定も早く決まります。
準備⑤ 就職・転職エージェントに早めに相談する
エージェントは、留学中でもオンラインで面談してもらえます。
エージェント活用のメリット
- 自分の市場価値を客観的に知れる
- 帰国後のスタートが早くなる
- 非公開求人の情報が得られる
- 履歴書・面接対策のアドバイスがもらえる



私の経験では、リクナビ経由で応募して書類で落ちた企業が、マイナビ経由では書類が通過したことがあります。企業の選考に入る前に、エージェント内で選考されることもあるため、選択肢は多く持っておくべきです。
おすすめエージェント
新卒向け:
- マイナビ新卒
- リクナビ
- キャリアチケット
既卒・第二新卒向け:
- マイナビジョブ20’s
- ハタラクティブ
- UZUZ(ウズキャリ)
留学生特化:
- CFN(Career Forum Network)
- ボストンキャリアフォーラム
- ロンドンキャリアフォーラム
中途向け:
- JAC Recruitment
- リクルートエージェント
- doda
登録タイミング:
- 帰国6ヶ月前:情報収集のため登録
- 帰国3ヶ月前:オンライン面談
- 帰国1ヶ月前:求人紹介開始
帰国前3ヶ月のチェックリスト
留学中の準備を最大限活かすために、帰国前3ヶ月のチェックリストを作りました。
帰国3ヶ月前までにやること
- 自己分析を完了させる
- 履歴書・職務経歴書の下書きを作成
- 就職エージェントに登録し、オンライン面談を済ませる
- 興味のある企業リストを作成(最低20社)
- LinkedInプロフィールを充実させる(特に外資系を目指す場合)
- TOEIC/HSKなど語学試験を受験(スコアを更新)
帰国2ヶ月前までにやること
- OB・OG訪問のアポイントを取る
- 帰国後の就活スケジュールを立てる
- オンライン説明会に参加(可能なら5社以上)
- 企業の採用情報をチェック(週1回)
- 面接で語れるエピソードを3つ用意
帰国1ヶ月前までにやること
- 書類選考に必要な証明書類を準備
- 面接用のスーツ・身だしなみを整える(意外と大事)
- エントリーシート(ES)の下書きを作成
- 面接練習を開始(友人・先輩と)
- 可能なら早期選考にエントリー
帰国後すぐにやること
- エージェントと対面面談
- 企業説明会・選考会に参加(新卒の場合はできるだけ多く)
- 応募書類の提出を開始
- 面接対策を本格化(面接を練習用でも複数受ける)
- 内定後の条件交渉準備
よくある質問Q&A
Q1. 留学中の就活準備は、週にどれくらい時間をかけるべき?
A. 週1〜2時間で十分です。
具体的な時間配分:
- 自己分析:週30分
- 就職情報チェック:週30分
- OB訪問・社会人との対話:月2時間
語学学習を優先しつつ、最低限の準備を継続することが大切です。
Q2. 留学中にインターンシップに参加できなかった場合は?
A. 社会人との対話で代替できます。
インターンに参加できなくても:
- 現地で働く日本人に話を聞く
- OB・OG訪問を複数回行う
- 企業説明会に参加する
これらの**「社会人と話す経験」**も、面接で十分アピールできます。
Q3. 留学中にやっておけばよかったことは?
A. 人事として後悔している学生を見て思うのは:
- もっと多くの社会人に会う
- 自己分析を早めに始める
- 就活スケジュールを把握する
- インターンシップに参加する
- ポートフォリオを作る(クリエイティブ系)
これらは帰国後では遅いので、留学中に動きましょう。
Q4. 新卒採用のスケジュールを教えてください
A. 一般的なスケジュールはこちら:
大学3年生:
- 6月:サマーインターン募集開始
- 8〜9月:サマーインターン実施
- 10月:ウィンターインターン募集開始
- 12月〜2月:ウィンターインターン実施
大学4年生:
- 3月:本選考エントリー開始
- 4〜6月:選考ピーク
- 6月:内定出しピーク
**注意:**外資系・ベンチャーは早期選考あり
Q5. 既卒扱いになった場合、どうすればいい?
A. 既卒向けエージェントを活用しましょう。
新卒一括採用を逃しても、既卒・第二新卒専門のエージェントがあります:
- マイナビジョブ20’s
- ハタラクティブ
- UZUZ(ウズキャリ)
これらは既卒・第二新卒に特化しているため、サポートが手厚いです。これらは既卒・第二新卒に特化しているため、サポートが手厚いです。
まとめ:留学後の就職成功は「行動量」と「情報量」で決まる
留学後の就職を成功させるかどうかは、行動量と情報量で決まります。
留学中にやるべき5つのこと
- 自己分析を徹底する(得意・苦手を動詞で把握)
- インターンシップに参加する(実務経験が説得力になる)
- 日本の就職情報をチェックする(週1回、30分)
- 社会人の話を聞く(現地の日本人コミュニティ活用)
- エージェントに相談する(複数登録がおすすめ)
帰国前3ヶ月にやること
- 自己分析完了履歴書
- ES下書き作成
- エージェントとオンライン面談
- OB訪問アポ取り
- 面接練習開始



私は留学中に就活準備を何もせず、帰国後に大失敗しました。
あなたには、同じ失敗をしてほしくない。
留学中の週1〜2時間の準備が、帰国後の数ヶ月のブランクを防ぎます。
今日から、できることから始めてみてください。
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✅ 留学前後の変化が一目で分かる
✅ 面接で語れるエピソードが3つ以上できる
✅ 志望動機が明確になる
✅ キャリアの方向性が定まる
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この記事を書いた人
KOKO | 国家資格キャリアコンサルタント
上海留学経験者。帰国後の就職活動に失敗(4ヶ月退職→内定先倒産)するも、転職を経て営業職で年収150万UP、海外駐在を経験。現在は人事として新卒・既卒採用を担当。若年層のキャリア支援に力を入れています。



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